介護福祉士〜実技試験の内容と対策
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介護福祉士〜実技試験の内容

介護福祉士実技試験は、筆記試験の合格者を対象に、原則毎年3月上旬の日曜日に行われます。
実技試験で不合格となると、次年度以降は再度筆記試験から受ける必要がありますので実技試験も一発合格を目指しましょう。

介護福祉士実技試験はいつもどおりに実技試験の合格率は約90%です。基本ができていれば問題ない試験なので気負わずに行きましょう。

【実技試験の内容】

★試験会場の状況
小部屋に、受験者、モデル(介護者)、審査官2名、の計4名がいる状況で行われます。

介護福祉士実技試験★試験時間
制限時間は5分

★主なチェックポイント

  1. 要介護者の安全・安楽の確保
  2. 要介護者とのコミュニケーション
  3. 要介護者の自立支援・自己決定

介護福祉士〜実技試験の採点ポイント

実技試験は先述した3つのチェックポイントに基づいて採点されます。
各チェックポイントについて説明します。

1.要介護者の安全・安楽の確保

実技試験のポイントは、「危険行為をしないこと」です。
危険度が高い行為をすると、即不合格につながることもあります。
以下の点に注意しましょう。

  • 患側の腕や足を乱暴に扱わない
    →上から「鷲づかみ」にせず、下の方から面で支えるように、手を添えるようにします
  • 常に患側(マヒ側)の保護を心がける
  • ベッドの頭側を通らないようにする
  • ポータブルトイレは足元に置く

2.要介護者とのコミュニケーション

実技試験のポイントは、しっかりと「声かけをすること」です
実技試験のポイント「声かけ」常に患者に声をかけ、確認を行い、同意を得ながら介助をします
声かけは大きな声で、はっきりと行い、会話は相手の目を見て行います
「介護内容の説明を行い、」→「患者の同意を得る」という流れを意識してください

コミュニケーションと言っても、患者役のモデルは一言もしゃべらず、うなずく程度の反応しかせず、こちらが要求したとおりにしか行動しません(勝手な行動をとったり、無理な要求には応じません)。この点も頭に入れておきましょう

3.要介護者の自立支援・自己決定

実技試験のポイントは、「できることは自力でさせる(決定させる)こと」です
介護福祉士実技試験のポイント「自立支援・自己決定」何から何まで全てやってあげる「全介助」はいけません

以下の順序を意識します

  1. 患者が自分でできることが何であるかを考えて(見つけて)、
  2. そのやり方を患者に伝える

伝える際は、具体的に、分かりやすく、必要に応じて動作を加えて見本を示しながら行います。もちろん常に声かけをすることを忘れずに。上手く伝わらないと患者は動いてくれません

患者に衣類を選んでもらう場合など、受験者が選ぶのではなく、衣服を手にとって相手によく見えるようにして、「どちらがいいですか?」とか「こちらでよろしいですか?」と質問して自己決定を促します

実技試験 その他

実技試験は介護に携わる者としての基本的な心構えを問うものです。特殊な内容は含まれません。介護の基本をそのまま実技試験で実践すれば良いのです

介護福祉士実技試験で緊張するなら実技試験は介護の基本ができていれば問題なく合格できるものですが、対人試験の緊張感から、その基本的な事柄さえできなくなるケースもあります
人前では極度に緊張して思うように行動できない方は、職場等で実演形式で練習を積むか、実技試験が免除される「介護技術講習会」の受講を検討しましょう

介護技術講習会については、「介護福祉士〜実技試験について」をご覧ください。

【実技試験での服装について】
介護福祉士実技試験の服装実技試験時の服装は自由ですが、介護者としてさわしくない服装(派手な服装や、動きを妨げる服装)は避けます。長い髪は束ねておきます。アクセサリー類も危険物とみなされるので外しておきます
ジーパンは動きやすい服ですが、あまり良くないという話も聞きます。真偽は分かりませんが念のため避けておきましょう。