介護福祉士になるには 〜 受験資格について
介護福祉士になるには、介護福祉士国家試験を受験し合格する必要があります。
ただし、介護福祉士の国家試験には受験資格があり、これ満たしていないと受験することができません。
介護福祉士の受験資格には以下の3つがあります。
- 試験日までの間に、3年以上介護等の業務に従事していた経験のある者。
- 高等学校又は中等教育学校において、福祉に関する所定の教科目及び単位を修めて卒業した者。
- 特例高等学校において、福祉に関する所定の教科目及び単位を修めて卒業した後、介護等の業務に従事した者。
介護福祉士になるには、これらの受験資格のいずれかを満たす必要があります。
受験資格について「介護福祉士の受験資格」でより詳しく解説しています。
【注意!!】
受験資格には定期的に細かい変更があります。介護福祉士試験を受ける年度の受験資格は、必ず「財団法人 社会福祉振興・試験センター」のホームページでチェックしましょう。
介護福祉士になるには 〜 国家試験の受験について
介護福祉士になるには、介護福祉士国家試験を受けることになります。事前に試験内容を正確に把握し、各科目に対応した学習や実習を行って試験に備えましょう。
介護福祉士試験には、「筆記試験」と「実技試験」があります。
介護福祉士になるには、両方に合格しなければなりません。
「筆記試験」は、介護福祉士として必要な知識を問う試験です。原則、毎年1月下旬の日曜日に行われます。
「実技試験」は、介護福祉士に求められるスキル(介護技術)を見るための試験です。実技試験を受けるには筆記試験に合格する必要があります。原則、毎年3月上旬の日曜日に行われます。
詳しい日時等は「公益社団法人 社会福祉振興・試験センター」のホームページを参照してください。
介護福祉士になるには〜まとめ
介護福祉士になるには、試験の受験資格を獲得し、国家試験に合格しなければなりません。
介護福祉士になるには、まず実務経験を積むか、介護系の高校や専門学校に通って受験資格を得ます。この時点で介護福祉士としての基本的な知識や技術を身につけます。
試験に合格するには、更に参考書や問題集による独学、または各種講座を利用した学習によって試験対策を行います。介護福祉士国家試験を受験し、筆記試験と実技試験に合格すれば介護福祉士になることができます。